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お知らせ

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胸突八丁から夏道開通しました(5月25日)

最近の暖かい気候と昨日から降り続いた雨により、冬道の雪渓が割れ通行不可能になったため本日、夏道を付けてきました。

胸突き八丁からは雪渓歩きではなく夏道を歩いていただくようにお願いいたします。

雪渓をグリーンロープで規制してある先は跨いで歩かないようにしてください。

最後の水場から先も夏道ですが雪が所々残っています。ステップを切ってはいますが、状況に応じてアイゼンやチェーンスパイクなど活用して安全に歩いていただきますようお願いします。

また、一昨日のスタッフ入山時に倒木を撤去してきました。強風や大雨などが多いこの時期は倒木が多くなります。スタッフが毎日入下山はしていないため、倒木などありましたら情報提

常念小屋~烏帽子沢間の登山道状況(4月24日) 

登山道上は通行上大きな問題はありません。

残雪期は雪渓歩きになります。竹竿とピンクテープで印を付けていますので、それに沿って歩いてください。雪渓上の端を歩きますと雪が割れたり、山肌からの落石の危険もあるため、真ん中の雪の厚いところを歩いてください。

最後の水場下、雪渓分岐箇所と福助落とし前にグリーンロープを張っている箇所がございますが跨いで登らないでください。

確認したところまでですが烏帽子沢の少し下からは雪の上を歩いていただく状況です。笠原沢、胸突き八丁下の沢は雪で埋まっておりスノーブリッジを歩いていただきます。現段階では崩れないため雪の厚いところを選んで渡れますが、雪解け状況によりスノーブリッジは薄くなりますので状況によりご判断ください。

アイゼン、ピッケルといった雪の装備を必ずお持ちいただき適宜適切にご使用ください。安全な登山にしていただきますようご協力をお願いいたします。

一の沢林道崩落に伴う登山計画アドバイス

一の沢林道の路肩崩落により「三股登山口→前常念→常念岳山頂→常念小屋」のルート変更を誘導するSNSの書き込みや、小屋への問い合わせがあります。登山口にマイカーを駐車できず、御不便をお掛けしますが、特に初心者や中高年の方には、一の沢登山道での登山計画を強くお薦めします。
「三股登山口→前常念→常念岳山頂」の標高差は1500mで、「常念岳山頂→常念小屋」までは400mの下りです。1日行程が標高差1900m登降の健脚向けルートです。
三股登山口1350mから三股森林限界2350mまでは、水場の無い急登。三股森林限界から常念岳山頂2857mまでの標高差500mは、陽射しを浴び続ける岩稜帯の登山で体力を著しく消耗します。また、夏山登山では、森林限界から常念岳山頂までの、逃げ場の無い落雷のリスクも考慮してください。
避難小屋-常念岳八合目からの、トラバースルートもありますが、途中、足元の安定しない鎖場(残置ロープ)が3か所あり、初心者にはお薦めしません。
毎年、疲労による救助要請や日没後の小屋到着。前常念避難小屋ビバークの連絡が何件もある登山コースです。
一の沢登山口1250m→常念小屋2450m+崩落地点から登山口までの林道・標高差150mを歩いて頂く事になりますが、1日行程の標高差は1350mです。常念岳山頂へは、翌朝の落雷リスクの無い爽やかな時間帯に、荷物を小屋にデポして身軽に往復。
メンバー全員の体力を考慮した上で、常念岳を目指す登山者には、一の沢登山道での登山計画を強くお薦めします。