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一の沢林道崩落に伴う登山計画アドバイス

一の沢林道の路肩崩落により「三股登山口→前常念→常念岳山頂→常念小屋」のルート変更を誘導するSNSの書き込みや、小屋への問い合わせがあります。登山口にマイカーを駐車できず、御不便をお掛けしますが、特に初心者や中高年の方には、一の沢登山道での登山計画を強くお薦めします。
「三股登山口→前常念→常念岳山頂」の標高差は1500mで、「常念岳山頂→常念小屋」までは400mの下りです。1日行程が標高差1900m登降の健脚向けルートです。
三股登山口1350mから三股森林限界2350mまでは、水場の無い急登。三股森林限界から常念岳山頂2857mまでの標高差500mは、陽射しを浴び続ける岩稜帯の登山で体力を著しく消耗します。また、夏山登山では、森林限界から常念岳山頂までの、逃げ場の無い落雷のリスクも考慮してください。
避難小屋-常念岳八合目からの、トラバースルートもありますが、途中、足元の安定しない鎖場(残置ロープ)が3か所あり、初心者にはお薦めしません。
毎年、疲労による救助要請や日没後の小屋到着。前常念避難小屋ビバークの連絡が何件もある登山コースです。
一の沢登山口1250m→常念小屋2450m+崩落地点から登山口までの林道・標高差150mを歩いて頂く事になりますが、1日行程の標高差は1350mです。常念岳山頂へは、翌朝の落雷リスクの無い爽やかな時間帯に、荷物を小屋にデポして身軽に往復。
メンバー全員の体力を考慮した上で、常念岳を目指す登山者には、一の沢登山道での登山計画を強くお薦めします。

一の沢林道 車両通行止めのお知らせ

8月6日夕方からの豪雨により、一の沢林道の路肩が崩落しました。車両が通行できなくなっております。
仮設ガードレールにより安全通路を確保して頂き、徒歩による通行は問題ありません。
林道を所管する安曇野市と安曇野市観光協会との協議で、崩落箇所手前まで、タクシーの林道通行は可能となりました。
崩落個所から一の沢登山口まで40分~50分、林道を徒歩で通行する事になりますので、登山者の方には、ご不便をお掛けしますが、時間に余裕を持った計画をお願いいたします。

車両通行の安全を保障できず、車両通過により崩落が進むのを防止する為、崩落箇所の車両通過禁止。
林道崩落箇所手前に駐車場が無い為、一の沢林道ゲートを閉鎖し、一般車両はゲート通過禁止。
タクシーのみ、林道ゲートから崩落箇所までの、折り返し通行可能としました。
崩落箇所手前にバスの転回スペースが無い為、崩落箇所までは、タクシーが唯一の交通手段となります。
尚、烏川渓谷緑地の駐車場は、烏川渓谷緑地森林エリア散策を目的としており、登山者の方は駐車をご遠慮ください。
公衆トイレの利用は可能です。また、烏川渓谷緑地より奥は、携帯電話が使えませんのでご注意ください。

安曇野市内の登山者用駐車場は、安曇野市ホームページでご確認ください。各駐車場より、約5500円~約7000円/1台で、一の沢林道の崩落箇所までタクシー送迎しております。

崩落が大規模な為、現在のところ、崩落箇所の復旧工事の目途がたっておりません。登山者の方には、ご不便をお掛けしますが、時間に余裕を持って登山なさいますよう、お願いいたします。

一の沢に続く林道崩落のおしらせ(8月7日)

一の沢登山口より下に1.5kmほどの箇所が昨日の雨の影響で崩落し車両の通行が不可能となっています。崩落箇所手前までタクシーは来れますが、一般車両は林道入口より立ち入り禁止となっています。今のところ人の通行は可能で崩落箇所手前でタクシーを降り50分ほど歩きますと一の沢登山口になります。林道の状況につきましては「安曇野市 林道状況」で検索をかけていただきますと最新の情報になります。皆様にはご不便、ご迷惑をお掛け致しますがご理解とご協力をお願いいたします。